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震災から1月
2月下旬に主要道路の交通規制が始まるのと呼応し、道路規制の内容など交通事情に対する問い合わせが著しく増加。交通に関する問い合わせだけで 100件を超える日があり、一時減少傾向にあった
問い合わせが2月27日には1日の件数 335件を数える。しかし、それをピークに再び減少傾向をたどり3月には平日 170件程度となる。(センター開設以来の問い合わせ総件数15,701件)

 

同センターの活動について、県報告では「情報センターでは、即答できない問い合わせには関係機関へ確認・調査のうえで回答するなどの対応により、概して県民に好評であったと考えているが、各部局等の個別相談窓口の全容把握が早期にできなかったことが反省点であり、今後いかなる災害発生時にも対応できるような情報の収集・整理・提供のネットワークづくりが必要である」と指摘している。

 

兵庫県災害対策総合本部 情報機能

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イ 震災復興総合相談センターの設置
被災者や被災企業等に対し生活再建や復興に向けて必要な情報を円滑かつ効果的に提供するため、各分野の課題について専門的に対応できる総合的な相談窓口が、従来の「県民サービスセンター」を改組し、新たに阪神・淡路大震災復興本部の下に「震災復興総合相談センター」が神戸市クリスタルタワー内に設置(3月15日)された。
この総合相談センターには、従来の「県民サービスセンター」における16の相談窓口に、震災復興に関する「総合住宅相談」「福祉・ボランティア相談」等7窓口を新たに加え、23の相談窓口が開設された(その後「中小企業総合相談」も開設さる。)。
なお、この総合相談コーナーには、「国の行政相談」も設置されている。

 

 

 

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